【事例紹介】ウェディングソング|20年来の「友」に捧げた男歌

SATO YUJI 様

制作期間:2ヶ月

18歳の頃に出会った友が40代でついに結婚!サプライヤーなYUJIさんが男の友情をテーマに歌詞を書き下ろし、サウンドオンデマンド制作の楽曲に乗せ、結婚パーティの生演奏にて歌唱いただきました。そんな楽曲誕生までのエピソードと、当日の演奏を振り返って、「ウェディングソング」の魅力を伺いました。

目次
1.制作のきっかけ
2.思いを込めた初めての挑戦
3.YUJIさんにとってのウェディングソング
4.サウンドオンデマンドを利用してみて

 

制作のきっかけ


(「水牛チーズ職人」竹島英俊さん)

___早速ですが、竹島さんへウェディングソングをプレゼントされようと思ったきっかけは何だったのですか?

僕の結婚式で特別な余興をタケ(以下:「タケ」=「竹島さん」)がしてくれて。
彼が結婚する時には逆サプライズを仕掛けてやろうってずっと思っていたんですよ。
なんせ、僕自身がサプライヤーだし、人を喜ばせることが大好きだから。

___そんなサプライヤーなYUJIさん!様々なサプライズツールがある中でなぜ「歌」という選択肢だったのですか?

僕自身が歌が大好きだし、好奇心がとても旺盛なんです。
Uinaさんと知り合っていたというのもあり、ちょっと軽い気持ちで聞いちゃいましたよね。
「僕のような素人でもオリジナルソングって作れちゃうの?」って。(笑)

___その時Uinaはどんな反応でしたか?

「できますよ。」の一言でしたね。
耳を疑ったし、急に不安になってきたんですよ。
本番まで時間も少なかったし、実際練習は1ヶ月ほどでしたしね。
でも彼女の「できるよ」が背中を押してくれたので最高の歌を届けようって思えたんです。

思いを込めた初めての挑戦

___楽曲のリクエストや要望はどのようにして伝えたのですか?

特にリクエストは無かったです。
けれど、Uinaさんのモノ作りへのスタンスに共感できたことや、右も左も分からない僕へ何度もヒアリングを重ね、そういった時間を惜しまない。
だからこそ、出来上がったデモ音源を初めて聴いた時に、すごくしっくりきたんです。

___初めて聴いた瞬間の「しっくり」から「じっくり」練習に向き合ったとか?

そうですね。本番まで1ヶ月切ったあたりから、本格的にボイストレーニングを行い、人生初の音楽スタジオでレッスンを受けました。あとは、自宅の湯船に浸かりながら練習をしていたのですが、大きな声で歌い続けるもんだから、家族からは頭がおかしくなったのかと心配がられてました。(笑)
あとは、歌詞にも挑戦したので、その分思いが溢れちゃって。

____「思い」を伝える歌詞。挑戦されていかがでしたか?

Uinaさんに文章でもポエムでも箇条書きでも良いから、「思い」をトコトン書いて欲しいというお話しをされたんですね。
なのでA4 3ページ分に、タケとの出会いや思い出、伝えたい言葉をとにかく書き出しました。

____書き出すのに時間はかかりましたか?

いいえ。「お手紙」を書く感覚に近かったので、すぐに書きあがりましたね。
僕ってあまり手紙を書くタイプじゃないんですけど。(笑)
タケは本当に苦労人で、色んなことを乗り越えて今の「水牛チーズ職人」にたどり着いたと思う。
僕はそれを見てきたので、過去もこれからの未来も、変わらない友情をテーマに書きました。
それで提出した文章やフレーズからあんな詞ができるんだって、歌詞を見た時は凄く感動しましたね。

____いよいよ本番当日のお話しを伺いたいのですが、「友」竹島さんの反応はいかがでしたか?

「おう、ありがとう」の言葉をかけられましたね。
多くを語らない彼なんですが、照れくさそうに、この一言だけ僕に伝えてくるんですよ。
彼らしいなって、僕も凄く嬉しかったですね。
彼に贈った曲ではあるんですが、当日出席していた彼の家族や奥さん、それから友人が涙を流してる姿を見て、本当に取り組んでよかったなって思いました。

YUJIさんにとってのウェディングソング


(本番当日のYUJIさんと竹島さんとご家族でのフィナーレ)

____一般的にウェディングソングを誰かのために作って贈ることは、敷居が高いように感じる方も多いと思うのですが、YUJIさんが実際に制作・披露されて感じたことは?

ウェデイングソングっていうと、頭でっかちになっちゃうんですけど、「結果、ウェディングソング」と考えると、相手に思いを伝える特別なツールの一つだと思いましたね。
当日の演奏だって、緊張してミスしちゃったんですよ。それをまるでなかったかのようにリカバリーしてくれたギタリストさん。
こういったハプニングも思い出だし、なにより自分の思いを素直に、正直に伝えられたことが幸せです。

____会場にいた皆さんにとって記憶に残るひとときだったと思います!今回披露まで終えて、よかったと思うことは?

スキルの再認識がありましたね。
やっぱり僕はサプライヤーだし、仕事だとプレゼンターだなって。
どんなことでもトライしていく自信にも繋がったので貴重な経験でした。
あと実は、営業ツールとして役立っています。
名刺代わりに「僕歌をうたっています。」なんて言うと、百聞は一見に如かずってことで聴いてもらっちゃったりして。
そしたら「意外とちゃんと歌ってますね〜。」とかで話のネタの一つにはなっています。
中高年の皆さん、おすすめですよ。(笑)

サウンドオンデマンドを利用してみて

____最後にサウンドオンデマンドを利用されてのご感想をお願いします!

一般人の僕に対して「できるよ」って、最後までしっかり背中を押し続けてくれました。
無理に作らなくちゃいけないとか、ハッパをかけるでなく、自由に創造させてもらいました。
自由といっても、チームで取り組んでくれているので「僕もこのチームの一員だ」っていう認識が強く、必然的に高いクオリティの中に居させてもらいました。
お金を払ったから「あと、よろしく」にはなれないですね。
ワンチームで作った楽曲を親友に届けることができたこと、これは僕の人生で最高の瞬間でした。

____最高の瞬間をご一緒できてこちらも幸せです。本当にありがとうございました!

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